折上先生の静かな世界

北の大地で臨床7年目歯科医師です。

人魚の眠る家 読みました。

東野圭吾

人魚の眠る家

 

読みました。

 

脳死の判定って今、そうなっているのですね。詳しく知りませんでした。

久しぶりに東野作品を読んだので、ああ、この持っていき方ね〜と思って読みました。最後の落とし方も、ああ、こうゆう作風だよな〜という感じ。

ただ、目の付け所がさすがというか、この問題を提起した時点で勝ちっていう感じですよね。医療業界の方ではないと思うのですが、誰かが、サジェッションしているのでしょうか。いつも不思議です。参考文献とかも載っていないし。頭の中だけでは作り出せない話ですよね。東野さんくらいだと作風もだいぶ知られているし、どこかからお願いされて作ったりすることもあるのかな。

そんな風に考えさせられる作品でした。

東野作品といえば、僕の中では、高校生の頃に親友に”容疑者Xの献身”を”こんなに深い愛の形を僕は知らない”と勧められて読んだのが最初でした。その後、当時の出版作品を片っ端から読んで行き、秘密や幻夜白夜行などどれものめり込むように読んだ記憶があります。

ただ、僕の中で衝撃的だったのは

パラレルワールドラブストーリー”や”天空の蜂”の中で東日本大震災の時に起こった出来事を予知するかのような原子力問題、津波(水災)を生々しく鮮やかに描いていた事です。

そういう意味では、ご自分で問題提起して調べて作品を作られているのかもしれません。そうであればやはり脱帽ですね。

 

 
人魚の眠る家 (幻冬舎文庫)